雨だれ石を穿(うが)つ

 新年あけましておめでとうございます。
 個別館東校担当の小川です。

 美濃加茂市内の小中学校は本日から3学期がスタートとなり、加茂ゼミも本日より新年の授業を開始いたしました。この業界は当然4月の年度替わりが1年の開始ですし、年末年始休暇もわずか4日ということで、新年を迎え心機一転・・・というほどのこともなかったりするわけですが・・・それでも1つだけ、東校にてこの年末年始の間に新しくしたものがあります。それは下記の写真の箱です。

加茂ゼミ個別館20210104

 実はこの箱の中身は、東校の塾生が授業開始時に必ず実施している「英単語テスト」です。東校では昨年の1月より英単語テストをはじめました。中学生は原則全員、この英単語テストを毎回実施しています。そのテスト用紙はすべて回収し、記録を付け、保護者様にもご報告しております。1年間コツコツ続けた結果、ちょうど段ボール箱がパンパンになっておりましたので、本日から回収箱を新しいものに替えることにいたしました。

 1回のテストで実施する単語はせいぜい15語程度ですが、毎週毎週これを積み重ねていけば、1年間は1000語近い単語に触れることができます。中学3年間通して実施すれば、累計3000語になるわけです。これぞまさに「雨だれ石を穿(うが)つ」です。

 「雨だれ石を穿(うが)つ」・・・聞きなれないことわざかもしれません。
 「塵も積もれば山となる」「千里の道も一歩より」「ローマは一日にして成らず」・・・似た意味のことわざでもっと有名なものは一杯あります。しかし私はこの「雨だれ石を穿つ」が一番好きなんです。軒下から落ちるわずかな雨だれでも、長い間同じ所に落ち続ければ、ついには硬い石に穴をあけることができる、という故事成語ですが、この「うがつ」という語感の力強さに惹かれるのです。何か大きなことをやり遂げたんだ!という達成感を感じられることわざではないでしょうか。

 個別館東校では、これからも生徒一人ひとりに、正しい勉強をコツコツと続けていけば石を穿つほどの実力をつけることができるんだよ、ということをコツコツと伝えてまいりたいと思います。2021年もどうぞよろしくお願いいたします。

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